多くの人が最期はなじみの家で・・・そう願います。しかし、色んな事情で施設に入居する方がいます。
「ここなら悪くない」そう思っていただけるよう、たとえ施設での生活となっても入居に至るまでの生活リズムや習慣を大事にし、ご本人が安心して過ごしていただけるよう耳を傾け必要なサービス・心配りをさせていただきます。今まで使ってこられた茶碗や箸をお持ちいただき、居室には仏壇やパソコンを置かれる方も。散歩にいったり、足湯に浸かったり、昼寝をしたり。
安心の中に賑わいと選択の自由がある。そんな暮らしをサポートしてまいります。

特別養護老人ホームとは？

原則要介護3～5の介護認定を受けた方が対象です。ご自宅での介護を受けることが困難な方に入居していただき、食事、入浴、排泄等の介護その他の日常生活上のお世話や機能訓練等の介護サービスを提供します。介護職員を中心に看護職員やケアマネジャー、生活相談員、医師、歯科医師、管理栄養士、機能訓練指導員などの専門職が協働し、ご本人やその家族の思い、尊厳を大切にした支援に努めています。当施設はユニット型施設です。

天然温泉を心ゆくまで

地下1300mから汲み上げる温泉をお愉しみください。
泉源はツルツルとした肌触りから別名「美人の湯」といわれ、慢性皮膚病をはじめ、リウマチや神経痛、むくみなどを軽減させる効果があり、身体の芯から温まることで免疫力アップにも期待できます。
また、施設内には地域に開放している足湯スペースもあり団欒の場にご利用いただけます。

個室のお部屋

全てのお部屋が個室のためプライバシー空間が確保できます。
冷蔵庫を置くも良し、パソコンを置くも良し。なじみの家具や思い出の写真などをお持ち込みいただき、それぞれの落ち着ける環境をお創りください。

広々とした共有スペース

食事やレクリエーションを楽しむリビングスペースです。
10名ずつのユニットタイプだからこそ顔なじみの利用者や職員と何気ない会話をしながら生活できる安心感があります。
また、リビング内にある余暇スペースは「リビング内に本を読んだり、一人で寛げる場所があったらイイネ！」という職員の声から生まれました。

安心して入れるお風呂

座位や立位がとれない方にも安心して入浴いただける設備を整えております。
寝たきりの状態でも入れる特殊浴槽の他、各ユニット全ての浴室にリフトを設置しており、利用者の恐怖心の軽減に加え、職員の腰痛予防にも役立っています。

自慢の食事

暮らしの充実は毎日のお食事から。お身体に合わせた食事、旬の食材を使った食事・・・美味しい食事があるからこそ毎日の暮らしが楽しみになります。
管理栄養士による栄養マネジメントに基づき、一人ひとりの栄養ケア計画に基づいた食事を提供します。

医療との連携

医師・歯科医師による定期往診や毎日のバイタルチェックなど、健康面をサポートします。また、「最期はこのまま自然なかたちで」と希望される方にはご家族と各専門職が連携し看取りケアも対応させていただきます。

料金について

パンフレットはこちら

入所申込に係る書類は以下よりダウンロードし、印刷してご利用ください。

特別養護老人ホーム入所申込（変更届出）書

担当ケアマネジャー等の意見書

特例入所申込理由書

Shortstay
ショートステイ

3階建ての特別養護老人ホームの1階部分がショートステイとなっております。
在宅のケアマネジャーなどと連携し、ご本人のお身体の状態をはじめ、自宅での暮らしぶりや趣味嗜好などを事前に確認した上で利用となります。「在宅生活の連続性」を重要視しているため、食品の持ち込み制限や消灯・起床時間は設けておりません。また、レクリエーションなどの活動への参加も自由です。その方の生活リズムであればそれで良いのです。

ショートステイとは？

要支援・要介護認定をお持ちで、在宅生活を送られている方が対象の泊まりサービスです。介護者の用事や仕事、介護負担の軽減など一時的に家での介護が難しい時にご利用いただけます。送迎サービスも実施しており、利用期間は1泊から30日間まで可能で、定期・不定期と人それぞれです。食事・入浴・排泄等、その方にとって必要な介護サービスを提供します。

ご利用を検討されているご家族様へ

ショートステイはご本人のためのサービスである以上に、普段介護をされているご家族のためのサービスであると私どもは考えています。長年一緒に暮らしてきた自分の親を介護している場合でも、24時間365日体制で一緒にいるとどうしてもストレスが溜まってしまうものです。「感情的に接してしまい後悔してしまった」という経験をされた方も少なくないかと思います。特に家族介護の場合はお互いに求めることが多くなってしまい、ついつい強く当たってしまいがちです。ご本人と介護者双方の気分転換を図るという意味で、状況が許すようなら早めから積極的なサービス利用をオススメします。長い期間利用する場合はたまに面会に行くなどして良い距離感をもって接することがこれから続く介護生活が上手くいくポイントかと思います。
また、人は高齢になるにつれて環境の変化への適応力は難しくなります。将来的に特別養護老人ホームへの入居を考えていらっしゃる場合は、集団生活の練習という意味でもショートステイを何度か利用してみると良いかと思います。
ご本人が介護を受けて日常生活を送れるのも、介護者が健康であってこそです。その他、介護のことでお困りの方はお気軽に当施設までご相談ください。